帯状疱疹に関連した痛み
帯状疱疹関連痛は前駆痛、急性期帯状疱疹痛、帯状疱疹後神経痛と大きく3つに分類できます。帯状庖疹は水疱瘡のウイルスで起こる病気で、神経の損傷により痛み(軽く触っただけで痛みがでる状態)が出現します。
疱疹の増加とともに疼痛が強まり痂皮(かさぶた)形成に伴って減少しますが、50歳以上の患者では9~34%の患者で帯状疱疹後神経痛を発症します。帯状庖疹が出現して1か月以内の急性期の時にしっかりと痛みの治療をすることで、帯状疱疹後神経痛の発症の頻度を少なくすることができます。
帯状疱疹後神経痛の発症の最大の危険因子は加齢(50歳以上)であり、加齢に伴い帯状疱疹後神経痛の発症率が増加します。治療は、ウィルスによって傷つけられて興奮している神経を神経ブロックにて抑えることが主となります。
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