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痛みのお話

ペインクリニックか整形外科か鍼灸院か

開院してから3か月が経過しました。よく聞かれることは、「どのような痛みで受診したらよいのか?」です。
私も大学時代から腰痛を抱えていましたので整形外科や鍼灸院に通いましたが…。その当時、ペインクリニックは頭に浮かばず、どうしても最後の砦的な印象を持っていました。整形外科ではレントゲンを撮って異常がないから休むように、と言われました。アメフトのシーズンを迎える前で、「体を休めることは出来ない」と思いつつ鍼灸院に通いました。そこでは鍼灸による血流増加と筋バランスを整えることが目的で、体は軽くなるものの痛みを繰り返すといった状況でした。

腰痛の原因の一つとして、背骨の骨と骨を繋ぐ椎間関節の痛みが挙げられます(ぎっくり腰も椎間関節が原因の一つとして考えられています)。腹筋と背筋のバランスが崩れ、背筋が強い状態になると、腰の筋肉が硬くなり、椎間関節の動きが悪くなります。私の場合も同様で、腰の筋肉が凝り固まって筋肉の柔軟性が低下し、椎間関節の動きが制限された結果、関節性と筋肉性の腰痛を発症するという状況でした。

整形外科にて骨に異常がないことを確認することや、鍼灸院にて筋肉バランスを整えることは間違ってなかったのですが、痛みがある状態で筋肉バランスを整えることは難しかったため、ペインクリニックを受診しました。ペインクリニックでは椎間関節に局所麻酔薬を直接的に注入する神経ブロックを受けました。その結果、椎間関節の痛みは消失し、そのお陰で、腰の筋肉の張りもなくなりスムーズに動けるようになりました。その時は痛みを取り除くことだけを考えていたため、数か月すると痛みが再発するという状況でした。今になって考えると、痛みが消失・軽減している間に筋バランスを整えるストレッチや筋肉トレーニングを行えば定期的に病院や鍼灸院に通わなくてよかったのかと考えています。

痛みで通院する場所として、ペインクリニック、整形外科や鍼灸院が主に上げられますが、それぞれ守備範囲が被っている部分もあれば、得意分野もあります。当院では、器質的な変化を確認し、痛みを取りながらリハビリテーションをすることで痛みが出にくい体づくりを目指しています。

当院には大阪市住吉区を中心に堺市など周辺地域の方々も足を運んでもらえるようになりました。腰痛以外にも頭・肩・足など様々な痛みでお悩みの方はぜひ一度、つねとう痛みのクリニックまでご来院ください。

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